水辺の希少生物たち −タヌキモからゲンゴロウまで−

ノタヌキモ

ノタヌキモ2.jpgノタヌキモ葉.jpg

ノタヌキモ Utricularia aurea
環境省 絶滅危惧U類
国内分布 本州(関東以西)、四国、九州



本州以西の暖地で中栄養の湖沼、ため池などに浮遊して生育する。他種が多年草であるのに対して、本種は一年草で種子で越冬する(東南アジア等の亜熱帯地域では多年生)。
茎は長さ30〜50cmだが、1m以上に達することもある。
葉は基部から3本の枝に分かれ(タヌキモ、イヌタヌキモは基部から2本)、それぞれの葉は円錐状に枝分かれしており、他種にはない特徴である。葉全体の長さは3〜8cm、多数の捕虫嚢が付く。
花期は7〜10月であり、花茎は長さ7〜20cm程度で、淡黄色の花を咲かせる。自家受粉によって結実し、果実は直径4〜5mm程度である。

ノタヌキモ葉分岐.jpgノタヌキモ 葉の分枝(茎から3本の枝に分かれる)
チョウシタヌキモ葉分岐.jpgタヌキモ 葉の分枝(茎から2本の枝に分かれる)

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チョウシタヌキモ

KIF_2977チョウシタヌキモ花.jpgKIF_2966チョウシタヌキモ.jpg

チョウシタヌキモ  Utricularia australis form fixa
タヌキモ科タヌキモ属
国内分布:太平洋岸、九州



タヌキモの型の一つであり、浮遊性のタヌキモに対し、本種は沈水生である。しかし、タヌキモのシノニムとする説もあり、正式な見解が待たれる。本種の殖芽を見ると楕円形のイヌタヌキモと同様な殖芽であることから、イヌタヌキモの地域変種なのかもしれない。
茎は細く、長さは20cm程度、分枝が多く、夏ごろから各先端に不定芽(増芽)を多出する。葉は小型で不揃いである。
KIF_2974銚子生息環境.jpg本種の生息環境
チョウシタヌキモ殖芽3.jpg殖芽

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